2023年7月31日 / 最終更新日時 : 2024年1月2日 長安孝浩 オススメの本 直木賞『木挽町のあだ討ち』 少し前の直木賞受賞作『黒牢城』と同じく、時代物のミステリ。 関係者一人ずつに仇討ちについてインタビューする。 それと同時に、それぞれの関係者にスポットライトが当たるおもしろい仕掛けでした。
2023年7月29日 / 最終更新日時 : 2024年1月2日 長安孝浩 オススメの本 直木賞『しろがねの葉』 『おいしいごはんが食べられますように 』で芥川賞受賞の高瀬隼子さんと同じ立命館大学出身の千早茜さんの作です。 舞台は石見銀山。 女性にしか書けないような表現があったりします。 女性の強さを感じる作品でした。
2023年2月17日 / 最終更新日時 : 2023年2月17日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『この世の喜びよ』『荒地の家族』 文藝春秋で芥川賞受賞の2作品を読みました。 句読点の打ち方に特徴があって、しかも、二人称で書いている変わった小説だと思います。 でも上手に使いこなしているからか、読みやすかったです。 詩集も出していて、中原中也賞も受賞し […]
2022年12月11日 / 最終更新日時 : 2024年1月2日 長安孝浩 オススメの本 直木賞『星落ちて、なお』 天才絵師河鍋暁斎の娘であり弟子である河鍋暁翠が主人公。 ですが、個人的には明治時代の名妓ぽん太と今紀文と言われた鹿島清兵衛に興味を惹かれました。 森鴎外の『百物語』のモデルらしいので、そちらも読んでみようかな。
2022年9月17日 / 最終更新日時 : 2022年9月17日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『おいしいごはんが食べられますように 』 なんと! 私の大学の後輩に当たる方が芥川賞を受賞!! しかも! 文学部!! さらに! 哲学専攻まで同じ!! びっくりしました。 ライプニッツの研究をされていたそうです。 岡山の表町商店街に「もなど喫茶店」というのがありま […]
2022年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年8月30日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『ブラックボックス』 去年の下半期の芥川賞も書いていませんでした。 久々に乗ったバスの中で読みました。 作者は元自衛隊員。 贈呈式のスピーチもインパクトありました。 迫力のある、特に暴力についての描写が印象的です。
2022年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年8月30日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『貝に続く場所にて』『彼岸花が咲く島』 去年の上半期の芥川賞について書いていなかったようです。 私の知識不足から難しく感じましたが、夢うつつ、今昔が並列的で、南米の文学がこんな感じだと聞いたことがあります。 南の島が舞台で、性別や国の設定が面白く、情景が浮かぶ […]
2022年8月20日 / 最終更新日時 : 2024年1月1日 長安孝浩 オススメの本 直木賞『黒牢城』 主人公は荒木村重。 織田信長に対し謀反を起こし、有岡城での一年に渡る籠城戦の末、毛利氏のもとへ亡命。 しかし、信長の死後、茶人として復活。 なかなか魅力的な人物ですよね。 さて、この『黒牢城』では籠城戦が舞台の戦国モ […]
2021年2月11日 / 最終更新日時 : 2021年2月11日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『推し、燃ゆ』 今回の芥川賞は現役大学生が受賞ということで、綿矢りささん&金原ひとみさんのときみたいに話題になるかと思ったのですが。 個人的には前回の遠野遥さんがBUCK-TICKの櫻井敦司さんの長男という方が衝撃でした。 JUST O […]
2020年8月29日 / 最終更新日時 : 2020年8月31日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『首里の馬』『破局』 2作品受賞の今回の芥川賞。 文春の発売を待って読みました。 高山羽根子『首里の馬』 第160回直木賞『宝島』と同じ、舞台は沖縄。 でも『宝島』は沖縄感満載なのに対し、こちらはかなり控えめ。 沖縄の言葉が使われていない […]